VIRA JAPAN NO80 ハモンドB3とレスリー122Rのメンテナンス VOL1
ハモンドオルガンB3とレスリースピーカー122RVのオーバーホールです。
今回の機種は使用頻度が少ないのですが
逆に未使用期間が長く、その為に接触不良や不良箇所が有りました。
音は出ているので先ずはB3本体から作業にかかります。
B3は上下鍵盤共接点不良が多く発生している為、バスバーを引き抜いてメンテナンスを行うことにしました。
この作業はとにかく根気の要る作業で、本体の分解から始めます。
鍵盤を外したら音源信号ライン96本の配線を全て取り外します。
その為に配線の順番が違ってしまわないように一本一本こよりで纏めて行きます。
全て纏まった段階で一本一本半田で外して行きます。大変根気の要る作業です。
その後バスバーを引き抜きます。
バスバーは上下鍵盤それぞれ9本、合計18本有ります。
その1本1本を抜いてそれぞれに溶接されているパラジウム線を研磨して
アセトンで洗浄、ハモンドオルガン接点ルブ塗布して組み戻しします。
これで鍵盤の接触不良は完璧に治ります。
上鍵盤のバスバークリーニングを終えたら作業日を記入しておきます。
同様に下鍵盤のバスバークリーニングの日も記録しておきます。
次にサイクルチェンジ用のモーターを取り外してトレック社のサイクルチェンジャーに交換します。
これは安定度の向上とノイズの軽減の為に行います。
ここまでの作業でほぼ丸一日かかりました。
続く ↓
https://pianoshokunin.seesaa.net/article/201706article_3250.html
VIRAって何? → Vintage Instruments Restoration Activity
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://ramurinrindori.at.webry.info/201209/article_18.html
お問い合わせは
VIRA JAPAN (有)ラッキーパイン
℡046-280-4654までどうぞ
今回の機種は使用頻度が少ないのですが
逆に未使用期間が長く、その為に接触不良や不良箇所が有りました。
音は出ているので先ずはB3本体から作業にかかります。
B3は上下鍵盤共接点不良が多く発生している為、バスバーを引き抜いてメンテナンスを行うことにしました。
この作業はとにかく根気の要る作業で、本体の分解から始めます。
鍵盤を外したら音源信号ライン96本の配線を全て取り外します。
その為に配線の順番が違ってしまわないように一本一本こよりで纏めて行きます。
全て纏まった段階で一本一本半田で外して行きます。大変根気の要る作業です。
その後バスバーを引き抜きます。
バスバーは上下鍵盤それぞれ9本、合計18本有ります。
その1本1本を抜いてそれぞれに溶接されているパラジウム線を研磨して
アセトンで洗浄、ハモンドオルガン接点ルブ塗布して組み戻しします。
これで鍵盤の接触不良は完璧に治ります。
上鍵盤のバスバークリーニングを終えたら作業日を記入しておきます。
同様に下鍵盤のバスバークリーニングの日も記録しておきます。
次にサイクルチェンジ用のモーターを取り外してトレック社のサイクルチェンジャーに交換します。
これは安定度の向上とノイズの軽減の為に行います。
ここまでの作業でほぼ丸一日かかりました。
続く ↓
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