VIRA JAPAN 86 ハモンドオルガンB3のメンテナンス VOL1

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この度入庫したハモンドオルガンB3と

レスリースピーカー122Rのペア、

製造は1957年~1958年頃の物です。

ハモンドオルガン愛好家の方ですと

B3は1964年以前の物が良いと言われています。

それは本体の強度や素材、作りの良さも一因ですが

一番大きいのは内部の故障の原因となる内部パーツが

1964年製造を境に素材が違って来ている事にあります。

1964年以前のモデルは内部のパーツが劣化しても

それ程影響はないのですが

1964年以後のモデルについては

重篤な故障原因になる可能性が有ります。

そこでマニアの方は1950年代のモデルを

探す方がいらっしゃいます。

まさに今回入荷したモデルはその機種ですが、

しかし製造から60年が経過しておりますので

全体の傷みはかなりのもので、

これからメンテナンスに入ります。


続く

https://pianoshokunin.seesaa.net/article/201809article_2.html


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この記事へのコメント

イワセカズオ
2020年08月02日 01:02
私はトーンホイールジェネレーターに海老茶色のフィルターキャパシターが使われている後期の B-3の方が良い音だと思います。また低音部のボリュームもありますのでマニュアルベースに向いています。鍵盤の深さも適当です。
B-2から初期型の B-3のキャビネットは確かにしっかりと作られていて堅牢です。
アーバン・ミュージック 岩瀬 和夫

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