Hohner Clavinet D6 音が出ない修理と Whammy Barの取り付け VOL7
オーダーしていたClavinet hammer alinment templeteが届きました。
早速ハンマーチップにあてて、角度を調整してみました。
しかし、殆ど不具合状況は変わらずでした。
鍵盤下のゴムチップを取り付ける金属部を一つ一つ曲げ加工して行くかと考えましたが、
これだけ多くの音に不具合が生じていると言う事は、
本体のワイヤー取り付けポジションの問題ではないかと考えました。
ワーミーバーには全音分+1の弦取り付けヒッチが有ります。
高音部から張弦して行くと、最低音1つのヒッチが余ります。
この取り付け位置のズレで、2音発音や音色の不具合が発生している可能性が高いとにらんで
弦を1本1本隣(低音部側)にずらして行く事にしました。
見にくいですが、弦と弦の間に隙間が有りますが、
ヒッチを変える事で弦の張られる場所がほんの少し変わります。
この弦の移設は1本ずつ弦を緩めて外して、
隣のヒッチに弦をひっかけ直して、テンションを戻すと言う作業の繰り返しです。
そこで、千枚通しを加工して弦をひっかける治具を作りました。
とにかく気の遠くなる作業ですが、結果がどうなるか期待と不安が入り混じっています。
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