Hohner Clavinet D6 音が出ない修理と Whammy Barの取り付け VOL10

クラビネットD6のワーミーバー取り付けも

残すはトップボードの加工と取り付け

そして出荷の為の最終調整、調律と言ったところでしょうか。

しかしここで、カーボンファイバー柄のフィルムを張った最初のボードで

板の裏の穴開けが忘れられているのが発覚しました。

オリジナルの板は両サイドのパネルを固定するビス頭をかわすために、

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20㎜Φのほぞ穴が空けられているのでした。

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すかさず、カーボンファイバー柄のフィルムの上から

当初18㎜の座ぐりカッターで穴を空けました。

しかしトップボードを閉める時にビス頭と干渉して

スムーズに締まりません。

そこで、新たに20㎜の座ぐりカッターを購入して

穴を広げようとしましたが中心が決まらず、

穴が歪んでしまいました。

一応補修してそれなりにはしましたが、

新たにもう1枚作ろうと、別の板を穴あけ加工をしました。

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これまでの段取りも分かっていましたので、

作業はスムーズに行くはずでした。


しかしここで又問題発生。

最初の板は、カットしてすぐに

カーボンファイバー柄のフィルムを

裏表両面に貼ったので問題なかったのですが、

今回の板はそのまま立てかけておいた為、

かなりの反りが出てしまいました。


仕方なく、反り補正の為に重しを乗せて暫く置いて置きました。

しかし、反りは殆ど元に戻らないため、

最初に加工した板を、トップボードとして使えるように仕上げる事にしました。


細かい箇所は不満が残るのですが、

先ずは仕上げる事を1番に考えて作業を進めます。





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